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主に仕事の悩みや将来への不安の解決に糸口につながるような内容をメインで書いていきます。

仕事にやりがいを感じられない要因と解決策

新入社員の頃は、夢や希望があり、すべての体験が新しいので、業務そのものへのやりがいなどを求めなくても、とにかく早く一人前になりたい!というモチベーションで毎日仕事に打ち込めたりする。怒られたり、うまくできなくても、いつかバリバリ仕事をこなせるための過程だと前向きに捉えられる。

 

しかし、ある程度会社に馴染み、仕事の全体像が見えてくると、やりがいを感じられないことに悩み始める人が多い。

 

よくある要因とその解決策についてご紹介します。

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やりがいを感じられない要因

1.  成長実感を感じられない

 

若手の頃は、成長実感を感じられるかどうかが、やりがいにかなり大きく影響する。努力したのに、成長してないと思ってしまうと、努力が報われず、つらくなる。

逆に成長を感じられると自分はけっこう頑張ってきたんだなと報われたり、やっていけるかもと明るい未来を描ける。

一番良くない状況が、周囲のすごい人ばかりと比較して、いつまでも自分はできないと思ってしまうこと。どんどん自己肯定感が下がり、最悪の場合、うつ状態になってしまう。

 

 

2. 達成した仕事に対する報酬がない

会社では、よくあることだが、どんなに自分が大変な思いをして仕事をしても、褒められたり、感謝されることはほとんどない。できて当たり前といった雰囲気が多い。自発的に動いた仕事でない限り、外部からの報酬がないとやりがいを感じられなくなってしまう。

 

 

3. やらされ仕事をしている

仕事の多くは、会社の方針に沿った仕事を行うことになる。しかし、それに従うだけだと、ただ言われたことだけをやっていることになる。そうすると、仕事に対して自分の意志がないので、指示待ちになり、自分から能動的に動こうという気が起きない。さらに、仕事を達成した後も、言われた通りにやっただけだしな、という思考になってしまい、やりがいに繋がりにくい。

 

4. 仕事に対して誇りを持てない

成長実感や、直接得られる報酬がなくても、仕事そのものが社会的に意義があると感じられれば、自分は社会の役に立っているという感覚を得られ、やりがいに繋げられることもあるだろう。しかし、この仕事をしなくても世の中の人はそんなに困らないだろうと思ってしまうとやりがいを感じられなくなったりする。

 

5. 上記の積み重ねにより、すべてに対して投げやりになる

この状態になるとある意味末期で、すべての業務がどうでもよくなってきてしまう。

自発的に考えることをしなくなったり、成長意欲が失われると、すべてがどうでもよくなる。投げやりな気持ちで仕事をしていると、意欲が急降下する上、周囲からの評価も下がる。周囲から期待されなくなると更に意欲は失われる。といった負のスパイラルに陥る。

 

 

やりがいを得るための解決策

投げやりになってしまうと、能動的に思考することができなくなるので、なるべく早く、解決策を立てよう。

 喜ぶ会社員のイラスト(女性)

 

1. 信頼できる上司に相談する

まずは、信頼できる上司や先輩に相談するのが良い。

上記に挙げたような状態になっている時点で、自己肯定感が下がっている可能性が高いので、自分一人で考えていてもネガティブ思考となってしまう。

距離感が遠いと相談しにくいかもしれないが、勇気を出して相談してみよう。

良い上司や先輩であれば、成長してるところを具体的に伝えてくれたり、やりがいを感じられるように仕事内容や環境を変えてくれる可能性もある。

直接言いにくければ、メールなどで伝えて、時間を取ってもらうのも良い。

もしくは、飲み会などに誘うとより本音で話しやすいだろう。一歩踏み出す勇気が大事!

 

2. 自分でやりたい仕事を見つける

業務内で自分の意志を反映させていければ一番良いが、経験が足りず、できない場合は、一旦身近な業務で改善を図るような仕事にトライしてみよう。

自分自身の業務でも良いし、職場全体の人が行っている業務に対してでも良い。

自分の業務効率化が図れれば、達成感を感じられるだろうし、職場内の人が困っていることを改善すれば、だれかに感謝されて、喜びを感じられるだろう。

探してみると改善が必要なことはたくさん転がっているはず。

 

3. 探求の対象を仕事ではなく自分に置く

仕事の内容や環境は自分ではなかなかコントロールできない。コントロールできないことに意識を向けているとストレスが増えるので、コントロールできる範囲にだけ意識を向けたほうが良い。自分自身に、毎日小さくても良いので、目標を課したり、小さなチャレンジ設定をすると、毎日、達成感を感じることができる。例えば、いつもの業務に目標時間を設けたり、普段話さない人に話しかけてみるなど。自分自身のことは最も関心の強いことなので、飽きることなく、探求できるし、成果報酬は直接自分に返ってくるのでやりがいは大きいはず。 

 

4. 転職する

今の会社で、環境や自分の経験値が向上したときのことを想像しよう。ベストな状態でも、今の仕事にやりがいを感じられるイメージが持てない場合は、転職をするのもありだろう。また、自分の努力や人事異動でもどうしても状況が改善し得ない場合も同様。

 

5. やりがいを求めない

仕事は給料をもらうための労働と割り切り、プライベートの充実を図る。意外と割り切って仕事をしている人のほうが変な期待を持っていないので、仕事を楽しんでいたりする。